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2011-09-03 [図工の現場]

寺子屋

昨日2日夕刻から寺子屋でした。講座は「抹茶茶碗をつくろう」。講師は「清野義光」氏。参加者はだ〜れも知らないらしい。そうですね。一世代前の全造連や関ブロや都図研を担ってきた人です。僕が全造連の委員長の時代には事務局長もしてくれました。その後、氏は委員長にもなっています。都展賞状問題で都図研にクレームを付けて以来、都図研から自ら進んで疎遠になりました。豊島時代では小山正彦先生を囲んで泥酔会なる陶芸のグループを立ち上げ、何度か展覧会もしました。僕も参加していますよ。泥酔ですから、酔っぱらうのが目的でしたね。昨今は管理職が目を光らせていますから、図工のセンセイもぶらぶらのんびり図工室に立てこもっていられませんね。息もつけないくらいのですね。
寺子屋は19名しか参加しませんでしたが、茶碗をみんな楽しそうにつくっていましたよ。茶碗の縁にそって中側に親指をいれて粘土を伸ばすのと外側に親指をそえて伸ばすのとではどんな違いがあるか分かる?と手捻りの基本を教えてもらいました。縁に五山なりなど、蘊蓄もあって僕にはよい講義でした。
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山羊髭の清野氏です。生憎3日が姪っ子の結婚式だと言って、8時には退散して福島へ向かいました。
彼も僕も福島です。おとうさんが先生。お兄さんも先生です。
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親指を中に入れてつまみながらのばしていますね。
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粘土がやわらかで、そしてカンナも揃っていない中、でも、高台の作り方を伝授してくれました。
そうそう、最初にU字型の傘の骨を叩いて平らにし、それを丸棒に取り付けて、見事なかきべらを制作してくれました。ホントは道具づくりが面白いんだって言っていました。せいのさんは。
DSCN1608.jpgDSCN1610.jpg見本の茶碗を半分に切断して、厚さの違いを説明しています。高台のあたりの粘土の厚みを理解させるための方法ですね。納得でした。
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ひよこの豊永さんも真剣です。
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底を上にして置くのと下にして置くのとどう違うのですか?と質問されました。多分、底を上にして置くと、口が広がらずに、そのまま乾燥するよ。口が上だと、厚さが薄いとひろがってくるよと言いました。当たっているかしら?
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