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保守主義と歴史認識 [切り抜き]

否定できぬ慰安婦強制

 

慰安婦問題で「河野談話」をとりまとめた元内閣官房副長官の石原信雄さんへのインタビュー記事。自民党も穏やかな河野さんや鳩山さんがいた時代。今や過激な安倍や石破が牛耳って、途方もなくなっている。大阪には橋下っていうゴーマニズムの弁護士もいるね。その橋下がアメリカを怒らせてしまった慰安婦問題の核心を吐露している。

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Q 日本維新の会の橋下徹共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言が物議を醸しました。

A 慰安婦を募集した際の強制性について政府はあいまいだと橋下氏は批判しているが、河野談話の取りまとめに関わった人間からすると強制性は認めている。調査員を派遣して、慰安婦とされた人たちで政治活動をしていない人を選び、中立的な雰囲気の下で話を聞いた結果、明らかに本人の意思に反するものがあったことは否定できないという心証を我々は得た。

Q 通達などの物証は出ませんでした。

A 文献その他からは、日本政府なり軍部が強制的に慰安婦を募集せよといったものはない。

焼いてしまったという人がいるが、そうじゃないと思う。当時の軍だって、本人の意に反してでも集めろなんて文書を出すはずがない。慰安婦の募集は軍部が直接やったわけではない。業者に委託し委託料を払った。業者がノルマを達成するために、朝鮮総督府の巡査などが業者の依頼を受けて強引に応募させた。工場の挺身隊に行くと言われて行ったら、慰安所で帰してもらえず、だまされたという人もいた。

Q 物証がないのに強制性を認定したこに批判もあります。

A 当事者のせアリングで認定ことには、当時から間違いだという批判はあった。今でもある。しかし、宮沢内閣としては、戦時中の不幸な出来事、そうした負の遺産は決着をつけて、日韓の未来志向の関係にもっていきたいと考えた。

Q 慰安婦問題や太平洋戦争を正当化しようとの動きはどう見ていますか。

A 戦後、日本は西欧型民主主義を受け入れた。自由社会のパートナーとしてアメリカとの関係を良好にしでいこうというのが代々の政権のスタンスだ。これに対して、石原慎太郎(日本維新の会共同代表)さんたちは、アメリカは日本を占領政策の延長線で考えているととらえ、日本民族の主体性、独自性をもっと強調しろというようなことを言うもんだから、アメリカからすれば日米の協力体制を見直すという動きに取れるのだろう。

(後略)


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