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コンドル設計の鉄門 [スズムシ日記]

  26日 また徘徊。方南町から堀之内の妙法寺、そして和田。とぼとぼ歩いて2時間あまり。妙法寺にびっくりするような代物を発見。明治時代の建築家コンドルが設計した鉄門があった。銘板にはこうある。「この鉄門は明治十一年に完成した 洋風の意匠を基調とし 一部に加味した折衷の鉄門である。我が国の近代建築家養成の恩師と言われている英国人教師コンドル氏の設計遺構で 明治建築史上貴重な存在である。昭和四十八年 重要文化財に指定された」 「門柱左右の七文字の漢詩は 当時の身延山第七十四世吉川日鑑法主の筆跡である」


 花飛浄界香成雨 金布祇園福有る田


 花は浄界に飛んで 香は雨となる 金を祇園に布(しい)て福は田に有り


 


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妙法寺


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 山門


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※ジョサイア・コンドル は、イギリスの建築家。 工部大学校の建築学教授として来日し、傍ら明治政府関連の建物の設計を手がけた。辰野金吾ら、創成期の日本人建築家を育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた。のちに民間で建築設計事務所を開設し、財界関係者らの邸宅を数多く設計した。


Unknown.jpegimages-1.jpeg三菱一号館images.jpegUnknown-1.jpeg


ニコライ堂              岩崎邸


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東京駅


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たこの吸い出し [スズムシ日記]

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社長宅はオシャレなモダン建築。


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スズムシ:昨日(526日)また徘徊した。笹塚〜代田橋〜新代田〜北沢〜笹塚。歩行は1万歩を越える。ブラブラだから2時間弱かかる。


 


笹塚駅の南口から右に向かうと、玉川上水が今でも顔を覗かせている。その川沿いに町田製薬がある。僕たち子どもの頃にはどの家庭にもあったはず。「タコの吸い出し」だ。おできができると、ガーゼにタコの吸い出しをなすりつけて、患部にのせて、絆創膏でとめていた。何日かすると、おできの口が破裂して、中の膿がでてきた。でも、この頃では衛生的なったので、おできのある子どもも減ってきたな!


 


 町田製薬のホームページを開くと、「吸出し青膏は有効成分である硫酸銅の腐食作用とサリチル酸の角質軟化作用により、はれものの口を開き、膿を排泄して患部を治します。」とある。


 主成分は硫酸銅なんだ。劇薬だと思うけどね。


 


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アベノマスク [スズムシ日記]

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スズムシ


とうとう 我が家にも

厚生労働省から あの アベノマスクが

届いた。

どうしよう 今更 返納でもないし

どこかに 寄付しようか?


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パッチワーク [徘徊爺]

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 スズムシ徘徊日記

 午後、また爺は徘徊した。本日は永福町までトボトボ歩く。神田川を渡ると急坂になる。この坂の左側が、田中という大地主の邸宅。木々も鬱蒼と茂っている。自転車で一気に登るのもしんどい勾配だ。だから、缶詰で凹凸をつけて、滑り止めにしている。何度かの塗り直しがあって、こんな感じ。パッチワークみたいで美しい。帰路また、霧雨が降ってきた。まるで梅雨みたいだ。そして肌寒い。あわてて昨夜は掛け布団を厚くした。爺の身には堪える。


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空き巣に注意 [徘徊爺]

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 今朝、中野区からようやく特別定額給付申請書が届いたので、コンビニに行って、通帳と個人番号カードをコピーして、申請書に同封して投函した。もちろん10万円がほしい。我NPO法人の共益費の支払いに流用しようと思う。だって貸し画廊は借りてがゼロ。講座もなし。収入がなくなった。区が支払い延納が許可されるかどうか、今月末で決まるようだ。弱小NPO法人にもしわ寄せが来ている。ご存じあるまい。

帰路、掲示板に高井戸警察署の空き巣予防啓発ポスターが掲示してあった。「5分ですませま巣」とある。だれの作ですかね?


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保育園休園 親子ストレス [スズムシ日記]

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表題の新聞記事にそえられたイラスト


作者は清田万作。とっても素敵だな。他にもいろいろ新聞で登用されてるようだ。今度から注意して見てみよう!

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ほら、どこかでいつか見たことあるよね。


 

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アーティストの仕業に違いない? [徘徊爺]

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本日 雨にもめげず、近所を徘徊した。流石に雨だから人通りは少ない。笹塚で発見したお宅。廃墟?かもしれない。戸口を赤いビニルテープで目張りして、その上から、白いマーカーで無数のバッテンを描いている。かなり執念深い。厄除けのおまじないなのか?不明。でも、接近してみると、なんとも言えないいい感じの現代アート。まるで、サイトンブリーのような風情さえ漂いはじめている。


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横尾アート パクリ1 [遊歩]

横尾忠則さんのアートのパクリを紹介すると言ったので、手始めに紹介します。

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5月8日 撮影 場所は 中野区弥生町 

このあたり、再開発で大きな公園ができた。

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『誤作動する脳』=樋口直美・著 [スズムシ日記]

『誤作動する脳』=樋口直美・著

 スズムシ:毎日新聞の今週の本棚(2052日付)に中島岳志さんによる「誤作動する脳」の書評が掲載されていた。読んでみようかな。

 誤作動しないってことはないとぼくはこの頃思うよ。特にこの頃は。年取ってくると、誤作動だらけだ。でも、それでいいのじゃないかとつらつら考える。でも、たとえば、コンピューターが誤作動して、大陸弾道弾が発射されると戦争が起こってしまう。そんな危険な分水嶺に僕たちは生きていることも事実だ。仮想敵をつくって、100機もアメリカから新型ジェット戦闘機を購入するのは、誤作動ではない。これは盟友に尻尾をふってしまう忠犬の正しい行いだ。

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「幻」との付き合い方を忘れた社会

 インドのヒンディー語に与格という構文がある。例えば「私はうれしい」というのは、「私にうれしさが(やって来て)留(とど)まっている」という言い方をする。この「~に」で表現する文法が与格である。

 与格は、特定の行為が意思の外部によって引き起こされる時に使う。「風邪を引いた」も「私に風邪が留まっている」と言う。何か不可抗力が働いて、行為が進行する時、与格が用いられるのだ。行為は意思に還元されない。

 著者は、長年原因不明の症状で苦しんできたが、50歳の時にレビー小体型認知症と診断された。記憶障害だけでなく、匂いもわからなくなった。香りが消えた世界では料理がうまくいかない。夫が味噌(みそ)汁を一口飲んで「おいしくない」と言った途端に、「じゃあ自分でつくってよ!」と思わず怒鳴った。これまで夫に怒鳴ったことなどなかったため、「性格が変わる」という残酷さに出会い、落ち込んだ。

 幻視、幻聴、幻臭。次々に「幻」が襲いかかる。

 あるとき、著者は音に乗っ取られるという体験をする。実家で父と会話していると、音楽を流しながら走る廃品回収車が通った。「私の脳は私の意志を無視して、その呑気(のんき)な音楽に食らいついたのです」。思考はシャットダウンされ、会話不能状態に陥った。どうすることもできない。

 とにかく、自分の意思でしたわけではないことが、次々と起こる。唐突に何かがやって来て、自分を支配する。脳が「誤作動」する。

 これは脳が機能不全を起こすことで、制御されていた感覚が鋭くなる現象とも捉えることができるだろう。眠っていた与格が前景化しているのだ。

 このとき昔話がリアリティをもって迫ってくる。著者は「狐(きつね)にだまされている」という昔話の言葉がしっくりくると言う。「私の考えや気持ちを無視して、私の体が勝手にヘマをやらかすのです」

 柳田国男の『遠野物語』にでてくる座敷童子(わらし)の話も「私の症状と似ている」。いないはずの人がそこにいる。昔話では、座敷童子の現れは、家に富と名声をもたらす。吉祥の訪れなのだ。しかし、昔話の世界は迷信とされ、現代社会から遠ざけられる。「『座敷童子だ! 福の神が我が家にも来てくれた』と喜び合う社会はもうありません。狐も人に憑(つ)かなくなりました。人に見えないものを見、聞こえないものを聞くと、『患者』となり、抗精神病薬を処方されます」

 幻視の話をすると、「霊感の強い人」と言われるが、納得できない。嫌だ。霊感だけで自分の症状を説明することはできない。

 健康な人でも幻視は存在する。天台宗の苦行・千日回峰行では、天狗(てんぐ)や狐が見えるという。瞑想(めいそう)を続けていると、幻視や幻聴が起こることがある。「人の脳には、生まれながらに幻視や幻聴を起こすスイッチが備わっているようなのです。私は病気によって、そのスイッチに誤作動を起こしやすい脳になったのだと理解しました」

 近代社会は「幻」との付き合い方を見失っている。著者の「病状」に対する自己分析は、近代的人間観が、いかに偏ったものなのかを突きつける。

 理性を過信する近代は、「幻」を「病」と捉え、その人を「患者」として社会から排除した。本書は、近代的人間観の正当性に一石を投じている。(東京工業大教授・政治学)

 

 


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ヤッホー 言い間違い [スズムシ日記]

毎日だか朝日だか忘れた! 「男のひととき」ってコーナーがある、これは、一般読者の投稿欄だ。山口県のHさんからの投稿。無職61歳とある。定年退職して、再就職しないで、家でのんびりなんだろう。いいないいな! 表題にまつわる愉快な文章だったので紹介しよう。

 

新型コロナウィルス話題だらけで気分がめいる昨今である。気分転換に「糸井重里氏監修の本、「言いまつがい」をネットで取り寄せた。言い間違いの話をまとめたもので、期待にたがわず、大笑いしながら最後まで一気に読み終えた。

 言い間違いには、自分もほろ苦い思い出がある。中学生のとき、英語で初めて教わった「前置詞(ぜんちし)」を「まえおきし」と読んで女子に間違いを指摘され赤面した。

 また、「YAHOO!(ヤフー)」が世に出始めたころ、会社の後輩に「ヤッホーという便利な検索ツールがあるから使ってみなよ」と言うと、「先輩、それってヤフーのことですか?」と問い直され、思わず「そうとも言うな」とごまかした。

 同僚の営業マンに言い間違いの達人がいた。極め付きは居酒屋に行ったときのこと。店員に「とりあえず刺し盛りをかんぱちいれず(間髪入れず)持って来て!」と注文した。

 すぐに持ってきた店員は、笑顔で「へい、カンパチ抜きの刺し盛りです」。「店員さん、お見事!」と一同、大爆笑した。

 場の空気が和み、笑顔を生み出す言い間違い。状況に応じ、意図的に使ってみるのも悪くないかな。

 

追伸:なので、ぼくもアマゾゾで注文したのだ。「言いまつがい」は島忠で買い物のとき、持っていくことにした。今や入場制限で長蛇の列。大体20分ぐらいで入れるが、店のまわりをぐるりと取り囲む人の群れはちょっと異常だ。オイラも同輩だけど…。この待ち時間にちょうどいい手頃の読み物だ。Hさんありがとう!だ。

 ひとつ紹介しよう。

○働きっぷり 「馬車馬のように働く」と言うところを、「種馬のように働く」と言ってしまい、男性社員にうらやましがられました……。(ナナ)


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